軽トラでも高速道路を走れる！料金や注意点から燃費のコツまで徹底解説！

軽トラで高速道路を走るときの注意点を知りたい方必見！積載量や制限速度など、安全運転のために知っておくべき情報を詳しく解説します。荷物の固定におすすめのグッズもご紹介。ベテランドライバーのコツを交えながら、軽トラでも安心・快適な高速ドライブを目指しましょう！

軽トラで高速道路は走れるの？

軽トラは軽自動車扱い。高速道路の走行はOK！

軽トラックは、その名の通り軽自動車の範疇に入る車両です。したがって、法律上は普通車と同様に高速道路を走行することが認められています。軽トラの最大の特徴は、積載量が350kgまでに制限されていること。これは運転手や同乗者の体重を除いた、純粋に荷物の重量のみを指します。

荷台に関してのルール

とはいえ、軽トラで高速を走るためにはいくつかの注意点があります。まず、荷台に積む荷物の大きさには気をつけましょう。高さは地面から2500mmまで、幅は軽トラの荷台から一切はみ出してはいけません。長さのみ、軽トラ全長の1/10に収まる範囲ではみ出しが許容されます。

また、何があっても荷台に人を乗せるのは厳禁です。特に高速道路では強風にさらされるため、大変危険だからです。

このように、軽トラは基本的に高速道路を走れる車両ですが、安全運転のためにはその特性をしっかり理解しておく必要があるのです。

軽トラの高速料金は普通車の8割程度！

軽トラックは軽自動車扱いのため、高速道路の通行料金が普通車よりもリーズナブルなのをご存知でしょうか。ざっくり言うと、普通車の料金の8割程度に設定されています。
例えば、普通車で1,000円の区間を軽トラで走ると、800円ほどで済むことに。地方によっては、さらに10～20%安くなる割引プランが用意されていることもあるので、出発前にぜひチェックしてみてください。

軽トラで高速道路を走るときの注意点4つ

1. 軽トラは横風に弱い！突風時の対処法は？

軽トラは車体が軽いため、横風の影響を受けやすいのが悩みの種。高速道路を走行中に突風が吹くと、ハンドルを取られて車線からはみ出してしまう危険性があります。特に、背の高い荷物を積んでいるときは要注意。
突風対策としては、スピードを控えめにすること。そして両手でしっかりとハンドルを握り、風向きに合わせて車体を切り返すことを意識しましょう。風の影響を最小限に抑えるため、荷台カバーの装着もおすすめです。

2. 加速に時間がかかる！合流時の心得とは？

軽トラのエンジンは排気量が小さいため、加速力に欠けるのも事実。高速道路の合流時は、本線を走る車両との速度差に細心の注意を払う必要があります。
加速車線をできるだけ長く使い、無理のない速度まで加速すること。周りの車より遅れているような際は、後続車に道を譲る勇気も必要です。焦らず、周囲の流れにうまく合流できるタイミングを見計らいましょう。

3. 車線変更は周囲の車両に注意して安全に

軽トラは車体が小さく、高速道路では普通車の死角に入りやすい車両。車線変更の際は、サイドミラーで確認するだけでなく、体を捻って直接目視することが重要です。
また、ウインカーは早めに点灯し、周りの車に対して車線変更の意思をしっかりアピール。決して急な動きは禁物。余裕を持ったステアリング操作を心がけましょう。

4. 荷物の固定もしっかりと。飛散防止のコツ

軽トラの荷台に積んだ荷物が、高速走行中に飛散するのは絶対に避けたい事態。最悪の場合、重大な事故につながりかねません。
荷物はロープやゴムバンドでしっかり固定することが大前提。それに加え、荷崩れ防止のために荷台シートの使用も検討しましょう。ただし、シート自体が風で膨らんだりめくれ上がったりしないよう、強度と装着方法には注意が必要です。
出発前の入念な点検を欠かさず、走行中も異音や引っかかりを感じたら、すぐに安全な場所に停車して確認する習慣をつけておきたいですね。
おすすめのロープは、クレモナロープやナイロンロープなど柔軟性と強度を兼ね備えたもの。結び方を工夫することで、しっかりと荷物を固定できます。 ゴムバンドは、フック付きのものを選ぶと使い勝手が良いでしょう。伸縮性に優れているので、簡単に荷物を締め付けることができます。
荷台シートは、軽トラ用に専門設計された製品がおすすめ。強風にも負けない強度と、車体にぴったりフィットする形状が理想的です。 メーカー純正品や定評のあるカー用品ブランドの製品なら、品質も安心。愛車にあったサイズとデザインのシートを選びましょう。

まとめ：軽トラで高速を安全に走るために必要なこと

法律と安全運転ルールを守り、車両点検を怠らない

軽トラで高速道路を安全に走るためには、何よりもまず法律と安全運転のルールを順守することが大前提。制限速度を守り、シートベルトを着用し、運転中の携帯電話使用は厳禁です。
また、出発前の入念な車両点検も欠かせません。タイヤ、ブレーキ、ライトのチェックは特に入念に。普段からこまめなメンテナンスを行い、トラブルの芽を早期に摘むことが肝要と言えるでしょう。

無理のないペースで走り、体調管理にも気を配る

長時間の運転は想像以上に体に負担がかかるもの。疲れを感じたら無理をせず、適度に休憩を取ることが賢明です。
1時間に1回の小休止と、15分程度の仮眠が理想的。バランスの取れた食事と水分補給も忘れずに。
ドライバーの健康が何より大切。十分な睡眠をとり、腰痛など運転特有の疾患にも気を付けましょう。