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大型特殊免許は、プロドライバーとして活躍の幅を広げるために欠かせない資格です。ブルドーザーやクレーン車、コンバインなど、様々な特殊車両の運転が可能になるため、建設業や農業など幅広い業界で需要があります。本記事では、大型特殊免許の魅力や取得方法、費用などを詳しく解説します。免許取得を検討中の方はぜひ参考にしてください。
- 大型特殊免許で運転できる車両の種類
- 大型特殊免許を取得する3つのメリット
- 大型特殊免許の具体的な取得方法と費用
- 大型特殊免許取得者の体験談
- 大型特殊免許と相性の良い資格3選
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大型特殊免許とは?運転できる車両を解説
ブルドーザーやクレーン車など建設機械の運転が可能に
大型特殊免許を取得すると、ブルドーザーやクレーン車などの建設機械を公道で運転できるようになります。これらの車両は、工事現場や建設現場で重要な役割を果たしています。
ブルドーザーは、土砂の掘削、押土、整地などに使用される自走式の建設機械です。キャタピラと呼ばれる無限軌道を備え、悪路でも安定した走行が可能です。一方、クレーン車は、資材の荷揚げや重量物の移動に活躍します。
大型特殊免許があれば、これらの車両を工事現場と現場の間で移動させることができるため、建設業や土木業で働く際に役立つでしょう。ただし、実際の作業には別途、車両系建設機械運転技能講習などの資格が必要となります。
農業で活躍するコンバインやトラクターも運転できる
大型特殊免許は農業の現場でも役立ちます。大型のコンバインやトラクターの運転が可能になるためです。
コンバインは、稲や麦などの穀物を刈り取り、脱穀、選別までを一度に行う農業機械です。大型特殊免許があれば、圃場と農道の間をコンバインで移動できるため、収穫作業の効率アップが期待できます。
トラクターは、圃場の耕起や整地、農作物の運搬などに用いられる農業の万能マシンです。大型トラクターともなると、サイズも大きく、公道を走行するには大型特殊免許が必要不可欠です。
農繁期の人手不足に悩む農家にとって、大型特殊免許を持つ人材の存在は心強いものがあるでしょう。近年、農業の担い手不足が社会問題となっていますが、大型特殊免許の取得はその解決の一助となるかもしれません。
除雪車の運転にも大型特殊免許が必要
大型特殊免許は、冬場の除雪作業でも必要とされます。道路を走行する大型除雪車の運転には、この免許が必要だからです。
除雪車は、車体前部に装着したプラウと呼ばれる排土板で、道路上の雪を脇に押しやります。大型除雪車は、広い道路を効率的に除雪するのに適しています。
雪国では、冬になると除雪車が活躍し、道路の安全を守ります。こうした重要な仕事に携わるためには、大型特殊免許が必要不可欠です。
ただし、大型特殊免許は、除雪のための資格としては十分ではありません。除雪機械の安全な取り扱いのためには、別途、安全講習などを受ける必要があります。
また、一般家庭で使用する小型の除雪機は、大型特殊免許がなくても運転できます。
大型特殊免許を取得する3つのメリット
大型特殊免許の取得にはメリットがたくさんあります。ここでは主な3つのメリットを解説します。
メリット1:幅広い業界で活躍できる
大型特殊免許を取得すると、建設業、運送業、農業など、様々な業界で活躍の場が広がります。
建設業では、工事現場と現場の間で建設機械を移動させる仕事に就くことができます。運送業では、トレーラーなどの大型トラックの運転手として、大型特殊免許が役立ちます。農業の現場でも、大型農機の運転に欠かせません。
また、災害時には、大型特殊免許を持つ人材が重要な役割を果たします。がれきの撤去や道路の復旧作業などで、大型重機の運転が必要とされるためです。
このように、大型特殊免許は、様々な業界で必要とされる万能な免許だと言えるでしょう。仕事の選択肢が広がるため、キャリアアップを目指す人にもおすすめです。
メリット2:キャリアアップとやりがいが得られる
大型特殊免許の取得は、キャリアアップにつながります。資格を取得することで、より高度な仕事にチャレンジできるようになるためです。
例えば、建設業では、大型特殊免許を持つ人材は、現場監督や施工管理者といった管理職に昇進しやすいと言われています。重機オペレーターとしての経験を積んだ後、管理職に就くというキャリアパスが一般的だからです。
運送業でも、大型特殊免許を持つドライバーは、より高度な運転技術が求められる仕事に就くことができます。例えば、重量物運搬や長距離輸送などです。こうした専門性の高い仕事は、やりがいも大きいでしょう。
また、大型特殊免許の取得は、自己投資の一環でもあります。新しい技術を身につけることで、自身の市場価値を高められます。これは、将来のキャリアアップにつながる重要なポイントです。
メリット3:教育訓練給付制度で費用を抑えられる
大型特殊免許の取得には、一定の費用がかかります。教習所での講習や試験を受ける必要があるためです。
ただし、教育訓練給付制度を活用することで、費用の一部を助成してもらえます。この制度は、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講した際、その費用の一部が支給される制度です。
大型特殊免許の取得は、この制度の対象となっています。
具体的には、教習所での講習費用の20%(上限10万円)が支給されます。ただし、一定の条件を満たす必要があります。
雇用保険に加入していること、受講前に離職していないことなどです。
教育訓練給付制度を活用することで、大型特殊免許の取得費用を抑えられるでしょう。
キャリアアップを目指す人にとって、費用の問題は大きな障壁となることがあります。
この制度を上手に活用し、自己投資を続けていくことが重要です。
このように大型特殊免許の取得はメリットがたくさんあり、取得が難しい免許ではありますが、挑戦しがいがあります。大型特殊免許の難しさについては下記の記事も合わせてご確認ください。
大型特殊免許が難しい5つの理由|実際の取得条件・合格率・費用を解説大型特殊免許の取得方法と費用、取得までの期間を解説
普通免許保有者は学科試験が免除され取得しやすい
大型特殊免許の取得は、普通自動車免許を持っていると比較的容易です。普通免許保有者は、技能講習のみで免許取得が可能だからです。
大型特殊免許の取得に必要な講習時間は、普通免許非保有者の場合、学科22時限(1時限50分)、実技12時限の合計34時限です。一方、普通免許保有者は、学科講習が免除され、実技6時限のみで取得可能です。
つまり、普通免許を持っていれば、大型特殊免許の取得に必要な時間を大幅に短縮できるのです。
また、普通免許保有者は、卒業検定の学科試験が免除されます。技能試験に合格すれば、免許を取得できます。
普通免許を持っている人にとって、大型特殊免許の取得は、比較的ハードルが低いと言えるでしょう。
ただし、技能試験に合格するためには、十分な練習が必要です。
安全運転のポイントを押さえ、基本操作を身につけておくことが重要です。
教習所の合宿コースなら最短4日で取得可能
大型特殊免許は、教習所の合宿コースを利用すれば、最短4日間で取得可能です。
合宿コースとは、教習所に宿泊しながら集中的に講習を受けるコースのことです。
普通免許を持っている人なら、最短4日間の合宿で大型特殊免許が取得できます。
1日目に実技講習6時限を受講し、2日目と3日目は技能教習と練習走行を行います。そして4日目に卒業検定を受験します。
合宿コースのメリットは、短期間で集中的に学べること。日常生活から離れ、免許取得に専念できる環境が整っています。
また、教習所の設備を存分に活用できるのもポイントです。
練習走行にじっくり時間をかけられるため、技能習得が容易です。
合宿免許は、普通自動車免許の取得でも人気が高く、大型特殊免許の取得でも注目されています。
時間とお金に余裕のある人は、合宿コースを検討してみてはいかがでしょうか。
一発試験は最安だが難易度は高め
大型特殊免許を取得する方法として、一発試験があります。一発試験とは、無試験で技能試験のみを受ける方法です。
一発試験の最大のメリットは、費用の安さです。教習所の講習を受ける必要がないため、取得費用を大幅に抑えることができます。
ただし、一発試験の難易度は高めです。十分な練習と準備が必要不可欠と言えるでしょう。
現在、一発試験の合格率は公表されていません。しかし、関係者の話を総合すると、10~20%程度ではないかと推測されます。
仮に合格率が20%だとすると、5人に1人しか合格できない計算になります。
一発試験は、費用を抑えたい人には魅力的な選択肢ですが、リスクも高いと言えます。
十分な練習を積んだ上で、慎重に検討する必要があるでしょう。
合格率の低さを考えると、教習所での講習を受けた方が無難かもしれません。
必要な費用の相場は?
大型特殊免許の取得費用は、普通免許の保有状況や選択するコースによって異なります。
普通免許非保有者が教習所の通学コースを選択した場合、おおよそ15~20万円程度の費用がかかります。
学科講習と技能講習の受講料、教材費、検定料などが含まれます。
一方、普通免許保有者の場合は、学科講習が免除されるため、費用を抑えることができます。
通学コースでは10万円程度、合宿コースなら15万円前後が相場と言われています。
また、一発試験を選択すれば、さらに費用を抑えられます。
無試験のため、教習所の受講料はかかりません。
ただし、技能試験の受験料は必要です。
受験料は、都道府県によって異なりますが、およそ5,000円~1万5,000円程度です。
大型特殊免許の取得費用は、決して安くはありません。
しかし、教育訓練給付制度を活用することで、費用の一部を助成してもらえます。
制度の利用を検討してみると良いでしょう。
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プロドライバーが本音で語る!大型特殊免許を取得してよかった点と後悔した点
大型特殊免許を実際に取得した人はメリットを感じているのでしょうか。生の声をご紹介します。
メリットを感じた!実際の体験談 |仕事の幅が広がり収入アップ
大型特殊免許を取得したドライバーの多くが、仕事の幅が広がったと実感しているようです。
あるドライバーは、「大型特殊免許を取得してから、建設現場での仕事が増えました。重機の運転は、高い時給で働けるので、収入がアップしましたよ」と話します。
また、別のドライバーは、「農繁期にコンバインオペレーターとして働けるようになり、稼ぎが増えました。オフシーズンの運送業との掛け持ちで、年間を通して安定した収入を得られています」と喜びを語っていました。
大型特殊免許は、確かに仕事の選択肢を広げてくれる免許だと言えます。
特に建設業や農業など、重機オペレーターの需要が高い業界では、大型特殊免許があれば優遇される傾向にあります。
普通免許だけでは就けない仕事でも、大型特殊免許があれば門戸が開かれるというわけです。
免許取得がキャリアアップに直結するケースは多いでしょう。
ただし、大型特殊免許を活かせる仕事は、体力勝負の部分もあります。
過酷な労働環境下で働くことも珍しくありません。
しっかりとした体力と忍耐力が求められる点は、覚悟しておく必要があるでしょう。
後悔した点 – 思ったほど求人が多くない?
大型特殊免許を取得したものの、思ったほど求人が多くないと感じているドライバーもいるようです。建設機械オペレーターとしての求人は、景気の影響を受けやすいという特徴があります。
建設需要が高まる時期は求人が増えますが、その逆もしかりです。
また、地域によって求人の多寡に差があるのも事実です。都市部と比べると、地方では建設需要そのものが少ない傾向にあります。
免許を取得しても、すぐに希望の仕事に就けるとは限らないのです。
大型特殊免許の活用を考える際は、地域の建設需要や景気動向を把握することが大切だと言えます。
また、建設業界の人脈を作っておくことも重要でしょう。
人脈があれば、求人情報を得られる可能性が高まります。
免許を取得したら、建設業界の動向に常にアンテナを張っておくことが求められます。
大型特殊免許と組み合わせるとさらに強い!相性抜群の資格3選
大型特殊免許と組み合わせるとさらに仕事の幅が広がって、キャリアアップにつながる資格をご紹介します。
1.玉掛け技能講習 |クレーン運転に必須の資格
大型特殊免許との相性が抜群なのが、玉掛け技能講習です。
玉掛けとは、クレーンのフックに吊り具を取り付け、荷物を吊り上げる作業のことを指します。
クレーン運転には欠かせない作業であり、玉掛け技能講習の修了者にしか行えません。
つまり、クレーンの運転には、大型特殊免許と玉掛け技能講習の両方が必要なのです。
玉掛け技能講習は、学科講習と実技講習を受講し、修了試験に合格する必要があります。
講習時間は、学科7時間、実技8時間の計15時間です。
費用は、2万円程度が相場です。
クレーンオペレーターを目指すなら、大型特殊免許と合わせて玉掛け技能講習の取得を検討しましょう。
両方の資格を持っていれば、現場で確実に役立つはずです。
下記の記事も合わせてご確認ください。
【玉掛け技能講習】費用はいくら?お得に資格を取るコツも伝授!2.車両系建設機械運転技能講習|ショベルカーやブルドーザーの運転に必要
大型特殊免許と組み合わせたい資格として、車両系建設機械運転技能講習も挙げられます。
車両系建設機械とは、ショベルカーやブルドーザーなど、建設現場で使用される自走式の機械の総称です。
これらの機械を運転するためには、車両系建設機械運転技能講習の修了が義務付けられています。
講習では、学科講習と実技講習を受講し、修了試験に合格する必要があります。
講習時間は、学科11時間、実技14時間の計25時間です。
費用は、3万円程度が相場です。
建設機械オペレーターとして働くためには、大型特殊免許と車両系建設機械運転技能講習の両方が必要不可欠です。
2つの資格を取得することで、建設現場での仕事の幅が大きく広がるでしょう。
重機の運転に興味がある人は、ぜひチャレンジしてみてください。
下記の記事で車両系建設機械運転技能講習について詳しく解説しています。
ユンボ(油圧シャベル)の免許・資格取得方法とは?費用・メリット等も完全解説!3.けん引免許|トレーラーの運転でキャリアの幅が広がる
大型特殊免許と相性の良い資格として、けん引免許も注目されています。けん引免許とは、トレーラーを牽引して運転するための免許です。
トレーラーは、トラックの後部に荷台を連結した車両で、大量の貨物を運ぶのに適しています。大型特殊免許だけでは、トレーラーの運転はできません。けん引免許の取得が必要不可欠です。
けん引免許は、大型自動車免許を持っていれば、比較的容易に取得できます。
教習時間は、学科4時間、実技3時間の計7時間です。
費用は、1万円程度が相場です。
けん引免許を取得すれば、トレーラー運転手としてのキャリアが開けます。
大型貨物の輸送に携われるため、やりがいのある仕事だと言えるでしょう。
大型特殊免許との組み合わせで、運送業界でのキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。
下記の記事も合わせてご確認ください。
牽引免許は難しい?費用や試験内容なども併せて完全解説!まとめ:スキルアップとキャリアアップを目指すならチャレンジすべし
大型特殊免許であなたのキャリアに新しい扉を開こう!
大型特殊免許は、様々な業界で活躍できる万能な免許です。
建設業、運送業、農業など、幅広い分野で求められています。
重機やトラックの運転に興味がある人にとって、大型特殊免許の取得は、キャリアアップのチャンスと言えるでしょう。
普通免許を持っていれば、比較的容易に取得できるのもポイントです。
教習時間も短く、費用も安く抑えられます。
さらに、玉掛け技能講習や車両系建設機械運転技能講習、けん引免許などの資格と組み合わせれば、活躍の場が大きく広がります。
専門性の高い仕事にもチャレンジできるようになるでしょう。
もちろん、大型特殊免許の取得には、一定の費用と時間が必要です。
しかし、それ以上のリターンを得られる可能性が高いと言えます。
自己投資と捉え、前向きにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
大型特殊免許を取得して、新しいキャリアへの扉を開いてみませんか。
あなたの可能性を広げるチャンスです。
ぜひ、一歩踏み出してみてください。
こんなお悩みはありませんか?
- 「年収を上げたい…」
- 「ホワイトな職場に転職したい…」
- 「未経験だけどドライバーになりたい…」
近年、日本ではドライバーの数が減少傾向にあるため、今の職場よりも良い給与や環境で働ける企業から内定を獲得できる可能性が高まっているのです。
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