中型免許で30人乗りのバスは運転可能か?大型免許と比較しながら解説!

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中型免許を取得すれば、30人乗りのバスの運転が可能になります。本記事では、中型免許の概要、30人乗り以上のバスを運転するために必要な免許、バス運転手の仕事内容、キャリアアップの方法について詳しく解説します。

この記事を読んだらわかること
  • 中型免許で運転できる車両と定員
  • 30人乗り以上のバスを運転するのに必要な大型二種免許
  • 路線バス、貸切バス、スクールバスの運転手の仕事内容
  • 大型二種免許や第二種免許の取得によるキャリアアップの方法

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中型免許で30人乗りのバスは運転可能!

中型免許とは正式名称を「中型自動車免許」といい、総重量8t未満かつ最大積載量5t未満の自動車を運転することができる免許です。また、乗車定員が11人以上30人以下の自動車、つまり中型サイズのバスの運転にも必要となります。

中型免許の下位区分として「準中型免許」があります。準中型免許では、総重量7.5t未満、乗車定員10人以下の自動車に限定されます。したがって、30人乗りのバスを運転するには準中型免許では不十分で、中型免許が必要になるのです。

中型免許で運転できる代表的な車両としては、トラックとバスが挙げられます。トラックは運送業などの物流を支える重要な役割を担っています。一方、バスは乗合バスやコミュニティバスなどの路線バス、観光客の送迎に用いられる貸切バス、学校の通学に用いられるスクールバスなど、人の移動を担う車両です。

中型免許の対象となる車両の種類

  • 中型自動車(総重量8t未満、最大積載量5t未満)
  • 乗車定員11人以上30人以下の自動車

中型免許で運転できる代表的なバス

  • 路線バス(シティバス、コミュニティバスなど)
  • 貸切バス
  • スクールバス

このように、中型免許は11人から30人までの中型サイズのバスの運転を可能にする重要な免許だといえるでしょう。多くの場面で人々の移動を支える役割を担うバス運転手にとって、必須の資格となっています。

31人乗り以上のバスを運転するには

乗車定員30人を超える大型バスを運転するためには、「大型自動車第二種運転免許」の取得が義務付けられています。一般的に「大型二種免許」と呼ばれるこの免許は、中型免許よりもさらに上位の免許区分に位置付けられます。

大型二種免許を取得するためには、事前に普通免許か中型免許を保有している必要があります。いきなり大型二種免許を目指すことはできないので注意が必要です。大型二種免許の教習カリキュラムは最短で33時限(1時限=50分)と定められています。座学だけでなく、バスの特性を理解し、安全運転のための技術を身につける実技教習が含まれます。

大型自動車第二種免許の取得要件まとめ

  • 21歳以上
  • 第一種免許(大型、中型、普通、大特など)取得後、通算3年以上経過している事
  • 費用は約30万
  • 期間は2週間前後

大型二種免許の取得方法

  1. 普通免許または中型免許の取得
  2. 指定自動車教習所で所定の教習を受講
  3. 卒業検定に合格
  4. 公安委員会による学科試験(5肢択一95問)に合格
  5. 公安委員会による実技試験(坂道発進、S字通過など)に合格

大型二種免許の学科試験は5肢択一式で95問出題され、90分以内に76問以上の正答が合格ラインとなります。一方、実技試験では坂道発進、S字通過、縦列駐車、バス停への寄せ方などが課題となります。学科と実技の両方の試験に合格することで、ようやく大型二種免許が取得できるのです。

大型二種免許を取得すれば、40人乗り以上の大型路線バスや高速バスなど、より大型のバスを運転できるようになります。長距離輸送を担う高速バスのドライバーとして活躍することも可能です。バス運転手としてのキャリアアップを目指す上で、大型二種免許の取得は大きな意味を持つといえるでしょう。

下記の記事で大型二種免許の取得に関して詳しく解説しているので参考にしてみてください

二種免許 難しい 二種免許は難しい?二種免許の難易度や取得条件・費用を徹底解説

中型免許を活かしたバス運転手の仕事

中型免許を取得すれば、バス運転手としてのキャリアの扉が開かれます。バス運転手は、法律上は旅客自動車運送事業の事業用自動車の運転者として位置づけられています。バスの種類によって、仕事の内容は少しずつ異なります。

路線バスの運転手の仕事内容

  • 決められた路線とダイヤでの運行
  • 乗客の乗降サポートや運賃収受
  • 定時運行と安全運転の両立

貸切バスの運転手の仕事内容

  • 観光地への送迎や遠距離移動
  • 乗客へのガイドや接客サービス
  • 長距離運転での体調管理

下記の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

観光バス運転手 きつい 観光バス運転手はきつい?仕事の実態と未経験からの転職方法を解説

スクールバスの運転手の仕事内容

  • 園児・児童・生徒の登下校送迎
  • 乗降時の安全確保と見守り
  • 子供たちとのコミュニケーション

路線バスの運転手は、決められた路線を定められたダイヤに沿って運行するのが基本的な仕事です。乗客の乗降をサポートし、運賃の収受や乗車券の発行も行います。定時運行が求められる一方で、安全運転は何より優先されます。

貸切バスの運転手は、観光地への送迎や遠距離移動が主な業務となります。乗客を目的地まで快適に送り届けるのはもちろん、車内でのガイドや接客サービスも重要な役割です。長距離運転が多いため、体調管理や集中力の維持が求められます

スクールバスの運転手は園児や児童、生徒の登下校の送迎を担当します。子供たちの安全を確保することが何より大切な仕事です。運転中の安全はもちろん、乗降時の見守りや子供たちへの声かけなども欠かせません。

バス運転手の仕事は運転だけではありません。運行前後の車両点検、車内外の清掃、燃料の補給なども運転手の大切な業務です。車内を清潔に保ち、快適な空間を提供することも重要な仕事の一部です。

このように、バス運転手の仕事は安全運転を最優先としながら、乗客へのサービス提供、車両管理など多岐にわたります。それぞれのバスの特性に応じて、求められるスキルや心構えは少しずつ異なりますが、いずれも乗客の安全と満足を第一に考える責任ある仕事だといえるでしょう。

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バス運転手としてステップアップするには

中型免許を取得してバス運転手になった後、さらなるキャリアアップを目指すには様々な道があります。

大型二種免許の取得でキャリアアップ

  • 高速バスや長距離路線バスの運転手を目指せる
  • 観光バスの運転手として、ガイド業務でスキルアップ

大型自動車第二種免許(大型二種免許)の取得は大きな意味を持ちます。大型二種免許を取得すれば、これまでの中型バスよりも大型の車両、例えば高速バスや長距離路線バスの運転手を目指すことができます。

また、大型二種免許があれば、観光バスの運転手になるチャンスも広がります。観光バスの運転手は、安全運転はもちろん、ガイド業務も重要な役割です。観光地の情報や見どころを案内し、乗客の満足度を高めることが求められます。ガイド業務を通じて、接客スキルや知識を磨くことができるでしょう。

第二種免許の取得で活躍の場が広がる

  • タクシー・ハイヤーの運転手への転身
  • バス以外の選択肢で、スキルの幅を広げる

さらに、第二種免許を取得すれば、タクシーやハイヤーの運転手としての道も開けます。第二種免許とは、タクシーやバスなどの旅客を運送する事業用自動車を運転するために必要な免許です。中型免許や大型二種免許とは異なる資格となります。タクシー運転手は、お客様との会話や細やかな配慮が求められる仕事です。バス運転手とはまた違ったスキルが必要とされます。

運転手としてのキャリアを続けながら、運行管理者の資格取得を目指すのも一つの選択肢です。運行管理者は、運輸業界での管理職としての役割を担います。運転手の指導・教育、安全運行の管理、車両の点検・整備の管理などが主な仕事です。バス運転手としての経験を活かしつつ、より広い視野で運輸業界に貢献することができるでしょう。

一方で、バス運転手としての経験を活かして独立開業するという道もあります。自分でバスを購入し、貸切バスの運行を始めるなどです。自ら事業主となることで、より主体的にバス運転サービスを提供することができます。ただし、運行管理や車両整備、事務処理など、運転以外の業務も担う必要があります。

また、事故防止のエキスパートを目指し、運転手教育の仕事に携わることも可能です。自らの運転スキルと安全運転への意識の高さを活かし、次世代のドライバーの育成に貢献するのです。


今回紹介した内容を踏まえて、バスの運転手が合っていると感じた方は、積極的に転職を検討してみてはいかがでしょうか。
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