オイルエレメントとフィルターの違いを理解し、トラブルを防ぐ3つのコツ

オイルエレメント フィルター 違い

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オイルエレメントは、エンジンオイルをきれいに保つ重要な役割を担っています。しかし、エレメントとフィルターの違いや、交換時期、選び方など、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。本記事では、プロドライバーに必要なオイルエレメントの知識を網羅的に解説します。

この記事を読んだらわかること
  • オイルエレメントとオイルフィルターの違い
  • オイルエレメントの種類と特徴
  • オイルエレメント交換の必要性とタイミング
  • オイルエレメントの交換方法(DIYと業者依頼)
  • 車種に合ったオイルエレメントの選び方

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オイルエレメントとフィルターの違いを知ろう

オイルエレメントとフィルターの違いを知ろう

オイルエレメントとフィルターの違いについて詳しく解説します。

フィルターはオイル汚れを取り除く装置、エレメントはその中のろ過部品

オイルフィルターとは、エンジンオイルに含まれる不純物を取り除く装置全体を指します。金属製の筒状ケースの中に、オイルを濾過するためのろ紙(フィルターエレメント)が折りたたまれた構造になっています。

一方、オイルエレメントとは、フィルター内部のろ紙部分だけを指す言葉。オイルはケース内を通過する際、このエレメントで不純物がキャッチされ、きれいな状態でエンジンに送られます。

つまり、フィルターは装置全体、エレメントはその中核をなすろ過部品と、言葉の指す範囲に違いがあるのです。

オイルエレメントの種類と特徴

オイルエレメントには、純正品と社外品の2種類があります。

純正エレメントは、車のメーカーが製造・販売する専用品。品質は安定していますが、若干割高な傾向も。

一方の社外品は、純正品よりも安価なアフターパーツ。ろ過性能重視の高性能品から、コストを抑えた製品まで幅広いラインナップがあります。

また最近は、通常のろ紙に加え磁石を組み込んだ、マグネット付きエレメントも登場。ごく微細な金属粉もキャッチできるのが特長です。

純正品か社外品か、またろ過性能のグレードをどの程度にするか。予算や使用環境に合わせて選ぶとよいでしょう。

オイルエレメントを交換するタイミングを解説

オイルエレメントを交換するタイミングを解説

オイルエレメントをいつ交換すればよいのでしょうか。適切なタイミングについて詳しく解説します。

古いエレメントではオイル循環が悪化し性能低下やトラブルに

オイルエレメントは、使い続けるとやがて目詰まりを起こします。上記の通りエンジンオイル中の不純物をキャッチするのがエレメントの役割ですが、汚れがたまりすぎるとオイルを通しにくくなるのです。

エレメントの目詰まりが進行すると、本来エンジンに送られるはずのオイルが滞留。性能低下や最悪の場合エンジン故障の原因にもなりかねません。

交換を怠るとこうしたリスクが高まるため、定期的なメンテナンスを心掛けましょう。

交換の目安は2万km毎、シビアな環境ならもっと早めに

一般的なオイルエレメントの交換時期は、走行距離2万kmが目安です。

ただし、この目安はあくまで標準的なケース。トラックの場合は乗用車に比べて1回の走行距離が長く、エレメントへの負担も大きい傾向があります。

また、高速道路の長距離よりも坂道が多い山間部の走行、砂ぼこりの多い工事現場の出入りなど、過酷な条件下で使うことも。こうした環境では、2万kmを待たずにこまめな交換が必要です。

車種や使用状況を考え、早めでこまめな交換を心がけるのがポイントといえるでしょう。

オイルエレメントを自分で交換する方法を解説

オイルエレメントを自分で交換する方法を解説

オイルエレメントを自分で交換すれば工数はかかりますが、費用を抑えて安く済ませることが可能です。自分で交換する方法を詳しく解説します。

必要な工具を準備する

オイルエレメントの交換に必要な工具は以下の通りです。

  • オイルエレメントレンチ(カップ型・バンド型のいずれか)
  • オイルパンなどの廃油受け
  • 清潔な布やウエス
  • 手袋
  • 古いエレメントを受け取ってもらえる容器

これらを事前に用意しておきましょう。レンチのタイプは車種によって異なるため、適合品を選ぶようにしてください。

古いエレメントを取り外す

まず、廃油受けをオイルエレメントの真下に置きます。

次に、レンチを使ってエレメントを反時計回りに回し、取り外します。この際オイルが多少垂れることがあるので、周りを汚さないよう注意が必要。古いエレメントは廃棄用の容器に入れておきましょう。

取り外し後は、取り付け面に付着した汚れをウエスで丁寧にふき取ります。ゴミなどが残っていると、オイル漏れの原因になる恐れがあります。

新しいエレメントを取り付ける

新しいエレメントのパッキンに、新しいエンジンオイルを薄く塗ります。これはパッキンを馴染ませ、密閉性を高める効果があります。

オイルを塗ったら、エレメントを取り付け口にセット。レンチを使って時計回りに締め付けます。

締め付けはエレメントが固定されるまで。力まかせに回すと破損することがあるため、パッキンが接地したらそれ以上は締めすぎないよう注意しましょう。

最後に、エンジンを始動し、エレメント周りからオイル漏れがないことを確認すれば、作業は完了です。

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オイルエレメントを交換を外部に依頼する場合の方法を解説

自分でオイルエレメントを交換するのは大変そう…という方は外部のサービスを活用しましょう。具体的な方法を解説します。

依頼できる店舗を知る

エレメント交換を外部に依頼する際は、以下のような店舗が候補になります。

  • カーディーラー
  • カー用品店
  • 整備工場
  • ガソリンスタンド

これらの中から、自分の車種を扱っている店舗を探すのがポイント。特にカーディーラーは、純正エレメントを確実に入手できるメリットがあります。

事前に予約、見積もりを取る

エレメント交換は比較的簡単な作業ですが、店舗によっては事前予約が必要なケースも。特に混雑しやすい休日前などは、早めに連絡を入れておくと良いでしょう。

また、費用面でも事前に見積もりを取っておくと安心です。エレメント代に加え、工賃や廃油処理費など、含まれる内容は店舗ごとに異なる場合があります。明細を確認し、納得してから作業を依頼しましょう。

必要事項を伝え、作業完了後は動作確認を

実際に作業を依頼する際は、車種や年式、エレメントのグレード(純正か社外品か、など)を正確に伝えることが大切です。

また、持ち込みのエレメントを使うのか、店舗で用意してもらうのかも明確に。これらの情報をしっかり共有して、ミスのない交換を心がけましょう。

作業後は、エンジンをかけて異音やオイル漏れがないか確認。問題なければ支払いを済ませ、古いエレメントは引き取ってもらいます。

一連の流れをスムーズに進められるよう、しっかりとコミュニケーションを取るのがポイントです。

車種に合ったオイルエレメントを選ぶコツ2点

車種に合ったオイルエレメントを選ぶコツについて詳しく解説します。

車種に合ったオイルエレメントを選ぶコツ2点

1.純正品なら間違いなし、性能重視なら高性能エレメントも

オイルエレメント選びで一番大切なのは、自分の車種に適合するものを選ぶこと。

適合品かどうかは、ネットの適合表などで車種ごとの純正品番号を調べるのが確実です。カー用品店などでも、スタッフに相談すれば教えてもらえるはずです。

その上で、純正品か社外品か、グレードをどうするかを決めます。性能面での不安がなければ、コストも低めの純正品が無難。

ただ、先述の通り過酷な環境で使う場合は、ろ過性能の高い社外品も視野に入れてみてください。通常品の2倍以上の値段はしますが、交換頻度を下げられる分、長い目で見れば十分元が取れるでしょう。

2.交換は業者に頼むかDIYか、予算と手間から判断しよう

エレメントの交換方法も、購入時に合わせて考えておくとスムーズです。

業者に依頼する場合のメリットは、確実で手間いらずなこと。初心者にはおすすめのやり方です。ただ、工賃などで若干コストが上がるのはデメリットといえます。

一方、ある程度の知識と工具があればDIYも可能。コストを安く抑えられますが、慣れないと時間がかかるのが玉に瑕。

これらのメリット・デメリットを自分の置かれた状況に照らし合わせ、どちらの方法を取るか判断しましょう。

まとめ:定期的なオイルエレメント交換でエンジンを守ろう!

まとめ:定期的なオイルエレメント交換でエンジンを守ろう!

エンジンの健康を左右する重要保安部品であるオイルエレメント。本記事をお読みいただき、エレメントの役割や交換時期、選び方のポイントを掴んでいただけたのではないでしょうか。

快適で安全なドライブのために、ぜひ定期的な交換を心がけてください。初めてで不安な方もいるかもしれませんが、必要な知識と工夫でDIYも不可能ではありません。

型式と使用環境に合ったエレメントを、適切なタイミングで交換する。プロドライバーとして長く活躍し続けるためにも、エレメントのメンテナンスを習慣化しましょう!


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