大型トラックドライバーの給料はいくらか?給料を上げるコツも併せて解説!

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大型トラックドライバーは高収入が魅力の職業ですが、その一方で仕事特有のデメリットもあります。本記事では、大型トラックドライバーの給与事情や向いている人の特徴、そしてデメリットについても詳しく解説します。さらに、キャリアアップのための道筋も紹介します。

この記事を読んだらわかること
  • 大型トラックドライバーの平均年収と月収・賞与の内訳
  • 地域や企業規模による給与の差
  • キャリアアップの方法と将来の収入アップの可能性
  • 大型トラックドライバーに向いている人の特徴

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大型トラックドライバーの給与はいくら?

平均年収は463万

厚生労働省が毎年実施している「賃金構造基本統計調査」によれば、大型トラックドライバーの平均年収は463万1,900円。
月収に換算すると、基本給と残業代、各種手当を合わせて35万4,000円程度
になります。
さらに、ボーナス(賞与)の平均支給額は年間38万3,900円。つまり、1か月分の月収とほぼ同等の賞与が支払われている計算です。

賞与は年間38万円、ボーナス月数は1か月分程度が一般的

大型トラックドライバーの平均的な賞与(ボーナス)は、年間38万3,900円。支給月数に換算すると、おおむね1か月分程度といったところです。
業種や職種によっては、ボーナスが2か月分、3か月分といった企業もあるのが世間の常識。それに比べると、大型トラックドライバーの賞与は控えめな印象を受けます。
しかし、それだけ賃金制度の中で基本給や諸手当にウェイトが置かれているとも言えます。月々の収入が安定している分、ボーナスへの依存度は低いのかもしれません。

地域や企業規模で差あり、東京・大阪の大手は高給傾向

大型トラックドライバーの給与は、全国一律ではありません。地域や企業規模によって、かなりの差が出てくるのが特徴です。
平均年収が最も高いのは東京都で、なんと510万円を超える水準。次いで、愛知県や大阪府など大都市圏の年収が高い傾向にあります。荷主企業が多く、運送需要が旺盛な地域だけに、ドライバーの待遇も良くなるのは当然と言えばそれまでですが。
一方、企業規模の面から見ると、従業員数1,000人以上の大企業では平均年収が500万円の大台に乗る一方で、100人未満の中小企業だと400万円台前半程度。この規模間格差は、他の職種に比べてもかなり大きいのが実情です。
トラックドライバーとして高収入を得るなら、都市部の大手運送会社を狙うのが有利。ただ、そこに至るまでには相応のキャリアと経験が求められることを、覚悟しておく必要がありそうです。

大型トラックドライバーの年収は他の職種に比べて高い?

年収463万は全国平均の442万をやや上回る

トラックドライバーに限らず、運輸・物流業界の賃金水準は総じて低いイメージがありました。しかし近年は人手不足も相まって、着実に給与アップの流れが進んでいます。

全職種平均との比較において約20万円のアドバンテージがあるのは、たしかに大きな強み。単純計算で月収換算1.6万円以上の差は、生活の質を左右しかねません。

もちろん、この差額をそのまま全てのドライバーに当てはめられるわけではありません。年齢や経験、スキルによるバラつきは避けられません。それでも、大型トラックドライバーという仕事の価値が、給与面で適正に評価されつつあるのは確かなようです。

特殊なスキルと重責を反映した給与設定

大型トラックを運転するためには、免許の取得だけでなく、高度な運転技術と安全運転への強い意識が求められます。荷主企業との信頼関係の上に成り立つ、いわば「重責」を担う仕事だと言っていいでしょう。

その特殊性と責任の大きさが、全職種平均を上回る給与水準という形で反映されているのです。
言い方を変えれば、大型トラックドライバーの仕事内容と求められる資質は、それだけ市場価値が高いということ。給与の面から見ても、やりがいと魅力に満ちた仕事だと考えられます。

他のドライバー職(タクシー、バスなど)と比べても上回る水準

大型トラックドライバー以外にも、世の中には数多くの「ドライバー」が存在します。
代表格と言えば、タクシードライバーとバスドライバー。彼らの平均年収と比べても、大型トラックドライバーの給与水準は十分に健闘しています。

タクシードライバーが平均400万円台前半、バスドライバーが同400万円台半ば。大型トラックドライバーの463万円は、そのいずれをも上回る高みに位置しているのです。

巷では「ドライバー=低賃金」といったイメージもなきにしもあらずですが、少なくとも大型トラックドライバーに限っては、そんな心配は無用。他のドライバー職と比較しても、引けを取らない待遇が整っていると言えそうです。
運転のプロフェッショナルとして、それに見合った正当な評価を得ているからこその数字なのかもしれません。

タクシードライバーの給与については『タクシー業界の大手企業ランキングTOP5!給与や働き方も解説』、バスドライバーの給与については『バス運転手の年収ランキング大解剖!種類・地域別ランキングを解説』の記事をご覧ください。

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給与をあげるためのキャリアステップは?

新人の月収は25万円程度、経験を重ねて5年後には40万円超も

大型トラックドライバーとして働き始めたばかりの新人の平均的な月収は、25万円程度。けっして悪くはない水準ですが、それでもまだ伸びしろは十分にあります。
実際、5年ほどの経験を積むことで、月収は30万円台後半から40万円以上に跳ね上がるのが一般的。経験年数に応じて、着実に収入アップが見込める職種だと言えるでしょう。
もちろん、ただ漫然と月日を重ねればいいというものではありません。日々の仕事の中で、様々な経験を積み重ねていくことが大切です。
運転技術はもちろん、荷主とのコミュニケーション力、安全運転への意識など、トラックドライバーとしての総合力を高めていく努力が欠かせません。そうした地道な取り組みの積み重ねが、月収40万円超の扉を開く鍵になるはずです。

大型免許の取得で給与アップ、さらなるステップアップのチャンス

大型トラックドライバーとして一人前になるための最低条件が、大型免許の取得です。
中型免許しか持っていない状態では、大型車両の運転はできません。免許を取ることが、給与アップへの第一歩となります。
実際、大型免許の取得によって、数万円の即時昇給が約束されている企業も少なくないのです。
もちろん、免許を取るだけでゴールというわけではありません。むしろ、そこからがスタートと言っていいでしょう。
次のステップとしては、トレーラーなどのより大型の特殊車両の運転資格取得を目指すのも一案。さらに上を目指すなら、運行管理者試験などにもチャレンジしてみる価値は大いにあります。
自らのスキルアップに積極的に投資をしていく姿勢が、大型トラックドライバーとしてのキャリアアップに直結するのです

管理職や独立オーナーへの道も、年収1000万超の実力者も存在

ある程度の経験を積んだ大型トラックドライバーの中には、運行管理者など管理職への道を歩む人も少なくありません
ドライバーとしての経験やノウハウを活かしながら、後進の指導育成にあたる立場へとキャリアチェンジするのです。
また、独立して自分でトラックを所有する、いわゆるオーナードライバーへの転身を遂げるケースもあります。
会社勤め大型のドライバーとは異なる働き方ですが、自由度の高さと収入面での魅力から、目指す人が後を絶ちません。
こうした管理職やオーナードライバーともなれば、年収は軽く1000万円を超えるのが当たり前。中には2000万円に手が届く人も出てくるようです。
もちろん、そこに至るまでには相当の努力と忍耐が必要不可欠。ですが、大型トラックドライバーという仕事には、そんな「夢」も確かに存在しているのです。

下記の記事で運行管理者について、詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

運行管理者 給料 運行管理者の給料は?仕事内容や年収、未経験からの転職について解説!

大型トラックドライバーに向いている人の特徴

大型トラックドライバーは、特殊な仕事ゆえに、向き不向きがある職業だと言えます。
ここからは、大型トラックドライバーという仕事に向いている人の特徴について見ていきましょう。

車の運転が得意で、運転そのものが好きな人

大型トラックドライバーの仕事の大半は、文字通り車の「運転」です。
したがって、運転することが得意で、かつ好きという人でないと、務まりません。
特に長距離運転の多い大型トラックドライバーは、何時間も運転を続ける必要があります。狭い運転席に長時間拘束されるストレスに耐えられる忍耐力が不可欠だと言えるでしょう。
運転に対する適性に加えて、それを苦にせず楽しめるマインドがあると、仕事の継続にも役立ちます。

几帳面で規律正しい性格の持ち主

大型トラックドライバーには、時間厳守の配送スケジュールが課せられます。
決められた時間通りに荷物を届けるためには、計画的に行動し、規律正しく業務をこなす几帳面さが求められるのです。
日々の点検・メンテナンスを怠らず、運行記録などの書類管理も丁寧に行える。そんな仕事に真摯な姿勢を持つことが、大型トラックドライバーには必要不可欠。
いい加減な性格では務まらない、責任の重い仕事だということを忘れてはいけません。

臨機応変に物事に対処できる柔軟な思考の持ち主

ドライバーとして道路を走っていると、想定外のトラブルに遭遇することもあります。
事故や故障、道路の混雑など、スケジュール通りに物事が運ばないのが運送の世界。そんな時に焦ることなく、臨機応変に最善の行動を取れる冷静さと柔軟な判断力が問われます。
マニュアル通りの対応では乗り越えられない場面で、状況を的確に把握し、最適解を導き出せる思考力。それは、単に「運転」だけではない、大型トラックドライバーという職業における重要な適性だと言えるでしょう。

以上のように、大型トラックドライバーの仕事は、運転スキルだけでなく、性格面での適性も問われる、難易度の高い職業です。
しかし、そこで求められる資質を備えていれば、やりがいに満ちた魅力的なキャリアが待っているのも事実。
自分に合った仕事なのかを見極めつつ、大型トラックドライバーへの道を歩んでみるのはいかがでしょうか。

事務作業も苦にならない人

大型トラックドライバーの仕事は、運転だけに留まりません。
省エネ運転を心がけて燃費を向上させることは、運送コストの削減に直結する大事な役目。そのための「コツ」をつかむのも、ドライバーの腕の見せ所です。
また、運行記録計のデータ管理、荷役時の伝票処理など、付随する事務作業も少なくありません。こうした地味な業務をきっちりこなすことが、信頼される大型トラックドライバーへの第一歩。
車両の運転はもちろん、管理や事務までを含めたマルチな能力が求められる、それが大型トラックドライバーという仕事の面白さでもあるのです。

下記の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

長距離トラックドライバーの仕事が楽しい7つの理由!向いている人の特徴も解説

まとめ

平均年収463万円は魅力的、月収35万円+賞与38万円の高給与

大型トラックドライバーの全国平均年収は463万円。これは日本のサラリーマン全体の平均である442万円を優に上回る、高いレベルの数字です。
月収35万円+賞与38万円という内訳も、安定的に高収入を得られる環境が整っていることを物語っています。
他のドライバー職はもちろん、一般的なサラリーマンと比べても遜色のない水準。経済的な面で、一定の生活基盤を築ける職種だと言えるでしょう。
トラックドライバーとはいえ、「稼げない」「将来が不安」といった心配は、少なくとも大型に限っては無用。堂々と胸を張って、このキャリアを歩んでいけそうです。

仕事内容は大変だが、それに見合った給与水準で全国平均以上

確かに大型トラックドライバーの仕事内容は、楽とは言えません。
長距離運転による肉体的・精神的な疲労、大型車両の扱いに伴う緊張感、納期に追われる日々のプレッシャーなど、ストレスは小さくありません。
ですがその分、特殊なスキルと重責に見合った、魅力的な給与設定がなされているのです。
全職種平均を20万円以上上回る平均年収は、並大抵の努力では得られない価値。仕事の大変さを差し引いても、十分に釣り合いの取れた待遇だと考えられます。
適正な評価を得ながら働けるのは、何よりもドライバー本人のモチベーションにつながるはず。そこに大型トラックドライバーという仕事の面白さがあるのかもしれません。

経験とスキル次第でさらなる高みへ、工夫次第で年収1000万も夢ではない

大型トラックドライバーの魅力は、「今」の高い給与水準だけにとどまりません。
経験とスキルを積み重ねることで、収入のさらなる上積みが可能なのです。
新人から5年程度のキャリアを積めば、月収40万円超も珍しくありません。免許取得や知識・技能の習得に自ら投資をすれば、より専門性の高い仕事に就くチャンスも広がっていくでしょう。
そこから管理職やオーナードライバーへのステップアップを目指せば、年収1000万円超の実力者の仲間入りも夢ではありません。
冒頭に「夢のある仕事」と評しましたが、それは単なる美辞麗句などではないのです。工夫と努力次第で、桁違いの高収入を手にすることも、大型トラックドライバーには十分可能なのです。

以上のように、大型トラックドライバーは「今」も「将来」も安定的に稼げる、まさに正念場のキャリア
重要なのは、日々の仕事に真摯に向き合い、コツコツとスキルと経験を積み重ねていく忍耐強さ。そこに成功の鍵が隠されているはずです。
高収入とやりがいを両立させながら、確かな一歩を刻んでいく。
そんな充実のキャリアを目指して、大型トラックドライバーへの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

今回紹介した内容を踏まえて、トラックの運転手が合っていると感じた方は、積極的に転職を検討してみてはいかがでしょうか。
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